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生命保険の申し込み時には保険会社へ健康に関する「告知」を行うのが基本ですが、持病がある場合は加入を断られることがあります。チューリッヒ生命保険が、持病があり医療保険に申し込んだ人を対象に行った調査によると、62.8%が加入を「断られるとは思わなかった」という結果でした。
一般的な医療保険に加入できない場合は「引受基準緩和型」に加入できる可能性
持病などにより一般的な保険への加入が難しい場合には、引受基準緩和型という保険を検討できるケースがあります。
引受基準緩和型とは、一般的な保険に比べて加入条件が緩和された保険です。健康状態に関する3~5個の質問に、すべて当てはまらなければ申し込みが可能です。質問事項は保険会社によって異なりますが、医療保険の場合には「3か月以内に医師から入院・手術・検査のいずれかを勧められたか」「過去2年以内に入院・手術をしたか」「過去5年以内にがん・上皮内新生物・肝硬変・認知症・アルコール依存症で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたか」といった内容になっています。一般的な医療保険への加入を断られた場合でも、引受基準緩和型であれば加入できることがあります。
ただし、引受基準緩和型のほうが一般的な保険に比べて保険料は割高です。入院や手術から数年経過すれば、一般的な医療保険へ申し込みが可能な場合もあります。
<出典URL>
チューリッヒ生命「持病があっても入りやすい『引受基準緩和型医療保険』に関する実態調査」
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