写真:PhotoAC
2025年3月、議論が続いていた高額療養費制度の上限額引き上げの見送りが決定しました。
当初は8月より2.7%~15%の引き上げを予定していた
高額療養費制度は、1か月の間にかかった医療費が上限額を超えた場合、その超えた分について払い戻しを受けられる制度です。
また、高額療養費制度を受けた月が直近12か月間に3月以上あった場合、4月目以降は多数回該当として上限額がさらに引き下げられます。
上限額は、その人の年齢と所得によって異なる金額が設定されています。
政府はこの上限額について見直しの発表しており、8月より2.7%~15%の引き上げを行うと発表していました。
70歳未満・年収約370~約770万円の場合、変更後の予定金額は以下の通りです。
【変更前】
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
多数回該当:44,400円
【変更後】
88,200円+(総医療費-294,000円)×1%
多数回該当:48,900円
この変更により、医療費の金額によってはこれまで制度対象だった人が制度対象外となる可能性もありました。
見直し方針は秋頃再度発表される見込み
高額療養費制度の上限額については、方針発表以来、様々な声が上がっていました。
それを受けて政府は見直しの凍結、秋頃までに再度内容を検討すると発表しています。
<出典URL>
厚生労働省「高額療養費制度の見直しについて」