AIにより最短30分で保険金受け取り 業界初の医療保険を損保ジャパンが発売

Last Updated on 2021/08/17 by マネーステップオフィス編集部

入院や手術で治療費がかかった際に、手続きから最短30分で給付を受けられる医療保険が登場しました。損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)が2021年6月に発売した医療保険「スマホでピタッと充実保険 入院パスポート」(以下、入院パスポート)で、スマートフォンからの手続きで保険金請求をできるものです。

同商品には入院前に保険金を受け取れる「入院準備保険金特約」も基本補償に含まれ、いずれも業界初のしくみということです。

AIの活用により24時間以内の保険金支払いを実現

損保ジャパンが発売した医療保険「入院パスポート」は、保険金請求から原則24時間以内で保険金を受け取れるのが特徴。同社によると、保険金請求書類を自動査定するAIシステムにより、最短30分での保険金支払いを実現したといいます。

請求手続きはスマートフォンから必要事項を入力し、領収証など必要書類を撮影して送信します。

一般的な医療保険の場合、保険金請求には保険会社への書類到着後、精査などを行ってからの入金までに約3営業日~5営業日かかります。

同社はこれまでもカスタマーセンターへの自動支援システムなど、AI導入に力を入れているようです。

入院前に受け取れる給付金を業界初で導入

「入院準備保険金特約」が付いているのも特徴です。同商品は実費型補償といって、かかった治療費の実費が支払われるしくみですが、一部の保険金を入院前に受け取れます。受け取れるのは日帰り入院を含めた1入院につき、5万円の入院準備保険金です。

医療保険の保険金は退院後に請求、入金されるのが一般的で、入院前に先行して保険金を受け取れるのは、業界初とのことです。

実費型補償とは

実際にかかった金額を保険金として支払う補償のこと。実損填補型と呼ばれる場合もあります。医療保険の実費型補償の場合は、入院をした際、窓口で支払った公的医療保険制度の自己負担額と同額を、保険金として受け取れるのが一般的です。 1年更新や保険期間10年など、一定期間のみ補償される定期型保険であることが多いです。 生命保険会社の医療保険の場合、入院1日あたり5,000円など日額が決まった保障が一般的です。

<参考URL>
損害保険ジャパン株式会社「スマホでピタッと充実保険 入院パスポート」
損害保険ジャパン株式会社「新しい医療保険 スマホでピタッと充実保険「入院パスポート」発売」