家族の一員として生活をともにしているペット。長く一緒に暮らしていれば、病気やケガをしてしまうこともある。その際に動物病院にかかると、医療費はすべて飼い主自身が支払うことになるのだ。その負担を軽減するためにも、加入を検討したいのが「ペット保険」。
人間の保険すらよくわからないのに、ペットの保険はもっとわからないから選べない…と感じている人も多いだろう。そこで、ファイナンシャルプランナーの加藤梨里さんに、ペット保険の基礎知識と比較のポイントを教えてもらった。
https://money-bu-jpx.com/news/article033158/
東京証券取引所が運営するウェブサイト『東証マネ部』にて、取材協力をしました。ペット保険の解説と、ペット保険を比較検討する要点についてコメントしています。
ポイント
保険料は、ペットの年齢や種類で決められる
ペット保険の保険料はペットの年齢や種類、補償内容、免責の有無、保険会社独自の割引制度などで決められる。ほとんどの場合、人間の医療保険より割高だと感じてしまう。一般的には更新するごとに保険料が上がっていく。いくつか見積もりを取り、ペットの種類や状態で保険料がいくらになるか、具体的な数字を見たうえで判断した方がよい。
保険加入の最初の一歩は「ペットを知ること」
保険加入のタイミングを考えるには、まずペットのことを知ることが大切です。飼っているペットはどのような病気やケガになりやすいか、どのくらいの年齢でリスクが増すかといったことを知ると、保険に入るタイミングが判断しやすく。資料の1つとして目安になるものが、ペットがかかりやすい病気や発症しやすい年齢などをまとめた『みんなのどうぶつ病気大百科』。
ペット保険比較のための6つのチェックポイント
ペット保険のチェックすべき項目は、(1)補償内容、(2)補償割合、(3)限度額・限度回数、(4)精算方法、(5)年齢制限、(6)待機期間の有無、の6つ。単純に保険料で比較するのではなく、ペットのために何を重視してあげたいか、飼い主さん自身のニーズをクリアにしてから補償内容などを比較した方が、納得のいく保険に加入できるのでは。
記事はこちら
FPが解説!「ペット保険」を比較するときのチェックポイント