所得補償保険と収入保障保険、似たような名前ですが、実は全く違う保険です。所得補償保険は、会社員や自営業者の方などが病気やケガで仕事ができなくなった場合の収入減を補う保険です。
https://lify.jp/life/disability/article-1917/
それに対して収入保障保険は、会社員や自営業者などの方が死亡または高度障害になった場合において、残された家族の生活費用を補う保険といえます。
保険比較ライフィにて、所得補償保険(就業不能保険)と収入保障保険の解説記事を2016年3月24日に執筆しました。病気やケガで一定期間働けなくなったとき、毎月お給料のように一定額を受取れる所得補償保険(就業不能保険)、被保険者が亡くなった場合において、遺族に対して保険適用期間終了まで毎月もしくは一時金で保険金が支給される収入保障保険、具体的な相談ケースを踏まえながら特徴について解説しています。
記事の見出し
所得補償保険(就業不能保険)とは?
所得補償保険とは、被保険者が病気やケガで入院や通院、自宅療養を行うことで働くことができなくなった場合に、税込み年収の最大60%ほどが補償され、一定期間(通常は1年~5年、最長60歳まで)、毎月一定の金額を受け取ることができる保険になります。
就業不能保険とは?
働けなくなったときの収入減に備える保険
収入保障保険とは?
残された家族の生活費を保障する、死亡保険のひとつ収入保障保険では、被保険者が亡くなった場合において、遺族に対して保険適用期間終了まで毎月もしくは一時金で保険金が支給されます。掛け捨て型のタイプである場合が多く、そのため保険料は割安になっているのが特長です。
所得補償保険と収入保障保険の違いを比較
所得補償保険 | 収入保障保険 | |
---|---|---|
保険金の支払事由 | 被保険者が病気やケガなどで働けなくなった時 | 被保険者が死亡した時 |
補償/保障割合 | 年収の最大60%ぐらいまでを補償 | 年収に関係なく保障額を設定可能 |
保険金の支払方式 | 一定期間毎月受け取るタイプがほとんど | 一時金で受け取るタイプや一定期間毎月受け取るタイプがある |
保険期間 | 1年毎の更新が多い | 10年、20年まど長期間のものが多い |
その他 | 保険金の支払いがなかった場合には、保険料の一部が戻ってくる場合が多い | 解約返戻金のない掛け捨て型のタイプが多く、その代わり保険料が割安となっている |
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どんな時に備えたいのか、目的にあわせて選択を
※詳細はリンク先の記事をご覧ください。
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所得補償保険(就業不能保険)と収入保障保険の違いとは?目的に合わせた保険の選び方
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