銀行がコンビニ化する? 4年後に振込が24時間化するかも

銀行の窓口は平日3時まで。その常識は変わりつつあります。りそな銀行は全店が平日午後5時まで開いています。他の銀行は今のところ相談業務のみ夕方に対応していますが、その状況は4年後に変わるかもしれません。振込が24時間できるようになるようです。

全国の銀行をとりまとめる全国銀行協会が、2018年ごろをめどに、振込の24時間365日化を目指すことになりました。

現在は平日午後3時までしかできない即時振込が、24時間365日いつでもできるようになります。

具体的な方向はこれから検討されます。ネットバンキングのみ対応か、ATMでもOKか、はたまた窓口が24時間営業になるのかまではわかりません。現実的にはネットバンクのみになるとみられますが、今より便利になることは間違いないでしょう。

なお現在、多くの銀行のATMやネットバンキングでは、平日の夕方6時以降や土日祝日にも、振込の手続きをすることはできます。しかし、振込んだお金が相手先に届くのは、銀行の営業時間になってからです。また、平日であっても、午後3時を過ぎてから振込むと、相手先に入金されるのは翌営業日になってしまいます。

急いでお金を振込まなければならないケースでは特に便利でしょう。ただし、これを悪用した「振り込め詐欺」が起こらないよう、リスクも十分に想定して体制を整えていく必要がありそうです。

振り込みを24時間化=18年ごろの実現が有力—全銀協

全国銀行協会(会長・平野信行三菱東京UFJ銀行頭取)は20日、平日の日中に限定されている即時振り込みの時間を拡大し、「24時間365日化」する方針を固めた。10月の理事会で取りまとめる中間報告に明記する。具体的な道筋は12月の最終報告で示すが、2020年の東京五輪を控えて18年ごろの実現が有力だ。

中間報告では、現行システムを利用して全銀協加盟の全行がまず小幅な拡大(30分〜1時間程度)にとどめる案と、システム対応などの準備が整った銀行から任意で週末も含めて大幅に拡大する案を提示する。2案を組み合わせるなどして24時間化を実現する方針を示す。 

(2014年9月21日 時事通信社)