レジ袋は1枚10円! カリフォルニア州でレジ袋が法律で禁止されます

アメリカのカリフォルニア州で、レジ袋禁止法が成立しました。州全体で禁止するのはアメリカで初めてのこと。買い物でもらえる無料のレジ袋が禁止され、もし袋をもらうなら1枚10円かかります。でも、そんな買い物のスタイルに、アメリカ人はあまり抵抗がないようです。

来年からレジ袋は1枚約10円になるカリフォルニア州の人々

カリフォルニア州のスーパーや日用雑貨品店、薬局では2015年7月1日以降、コンビニエンスストアや酒店では2016年7月1日以降から、無料のビニール袋がもらえなくなります。買い物時に袋を持っていない場合には、紙袋か再利用レジ袋を10セント(約11円)で買わなければならなくなります。

実は、レジ袋の有料化は、既にカリフォルニア州のロサンゼルスやサンフランシスコでは始まっています。カリフォルニア最大の2都市で有料化が軌道に乗っていることから、カリフォルニア全体に有料化を広げるのでしょう。

「レジ袋1枚10円」という設定は、これまでタダでもらえることに慣れていた人にとっては高く感じるように思います。でも、カリフォルニアの人々はあまり抵抗がないのかもしれません。そのヒントに、彼らのエコ意識が考えられます。私は10年前にこの2都市に滞在したとき、既にエコバッグを持ち歩くのは常識でした。また、スーパーに入ると店頭に必ずエコバッグ売り場がありました。彼は、レジ袋がなくても買い物ができる習慣を身につけているようでした。

25年前からレジ袋が有料のスーパー「OK」

高品質で毎日がLow Priceを売りにしている日本のスーパー「オーケー(OK)」。ここでは、なんと25年前からレジ袋が有料です。レジ袋をもらうには1枚6円。カリフォルニアよりは安いですが、他のお店でタダでもらえることを思うと高いです。にもかかわらず、オーケーはどこの店舗も朝から晩までおおにぎわい。私がよく行く店舗も、まわりに大型スーパーが4件あるにも関わらず、いつも大盛況です。レジ袋有料は、お客さんを遠ざける原因にはなっていないようです。

お客さんのなかに、レジ袋を買う人はほとんど見かけません。エコバッグを持ってきたり、段ボール箱に入れて買ったものを車に積んで持って帰る人が目立ちます。段ボール箱は、店で余ったものを自由に持ち帰れます。お客さんはわざわざ袋を買わなくてもいいし、店側もゴミが減って、お互いに良い関係が成り立っているようです。

カリフォルニア州で始まったレジ袋禁止法が、今後アメリカ全土へ広がるのか? そして日本でも有料化が広がることになるのかはまだわかりません。いずれにしても、わたしたちにとってレジ袋は、本来なくてもすむものなのでしょう。

  米カリフォルニア州でレジ袋禁止法が成立、米国初
米カリフォルニア(California)州で30日、使い捨てのレジ袋を禁止する法案にジェリー・ブラウン(Jerry Brown)州知事が署名し、同法が成立した。これを受け、カリフォルニアはレジでのビニール袋配布を禁止する全米初の州となった。

法案は9月初めに議会を通過し、ブラウン州知事が9月末までに署名することになっていた。

今後、同州の食料品および日用雑貨品店、薬局では2015年7月1日以降、コンビニエンスストアや酒店では2016年7月1日以降に使い捨てのビニール袋が姿を消すことになる。店側は紙袋または再利用レジ袋代として、10セント(約11円)を利用客に請求できる。

同様の条例は、環境保護活動家らの支持を受けてロサンゼルス(Los Angeles)やサンフランシスコ(San Francisco)市で、すでに採用されている。

(2014年10月1日 AFPBB News)