写真:PhotoAC
2024年12月10日、東京都の小池都知事は都議会の代表質問の中で、東京都での保育料第1子無償化の実施方針を発表しました。実施は2025年9月を目指すとしています。
東京都では2023年10月から第2子の保育料が無償
東京都では独自の少子化対策を実施しており、その一環として2023年10月より第2子以降の0歳から2歳の保育料を無償化しています。
今回の発表によると、今後この無償化施策を拡充し、第1子についても0歳から2歳での保育料を無償化する方針です。
実施は保育料の改定時期に合わせて、2025年9月頃となる見込みです。
全国では3歳から5歳と住民税非課税世帯の保育料が無償
3歳から5歳の保育料と、住民税非課税世帯の0歳から2歳の保育料は国の制度として無償化されています。
非課税世帯以外の0~2歳児の第1子の保育料については所得に応じて基準額が定められており、各自治体が金額を設定しています。東京都北区の場合、今年度の保育料月額は1,900円から63,000円(標準時間の場合。短時間は1,900円から61,900円)。延長保育料月額はさらに年齢区分と時間区分で600円から18,900円になっています。
<出典URL>
東京都「令和六年東京都議会会議録第十六号〔速報版〕」
北区「保育園(保育料)」
こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要」