【健康コラム】話題のオイルの種類と活用方法

Last Updated on 2016/09/15 by マネーステップオフィス編集部

ココナッツオイルや亜麻仁油など、近年オイルも健康に役立つことが注目されています。今回は話題となっているオイルの種類と健康との関係についてご紹介します。

ココナッツオイル

ココナッツオイル
ココヤシの実から採られた油脂で、飽和脂肪酸の中でも「中鎖脂肪酸」が多く含まれていることが特徴です。中鎖脂肪酸は他の脂肪酸に比べて体内でエネルギーに変わりやすいため、体脂肪として溜まりにくいという点で注目されています。他にも認知症予防としても話題となっていますが、一貫した研究結果は出てはいません。

【使い方】
通常のオイルとして炒め物やドレッシングに使用、お菓子に使用、スムージーに混ぜる、コーヒーにたらすなど

亜麻仁油

%e4%ba%9c%e9%ba%bb%e4%bb%81%e6%b2%b9
亜麻の種子から採られた油脂で、半分以上が「αリノレン酸」が含まれていることが特徴で、心血管疾患の予防に関しては有効性も示されています*1。その他、アレルギーによい(抗炎症)、がんによいとも言われていますが、一貫した研究結果は出ていません。

【使い方】
亜麻仁油は酸化しやすく、加熱には不向きなので、ドレッシングにしたりたれにしたりと、生のまま使用することをおすすめします。

*1 厚生労働省によるオメガ3系脂肪酸と健康に関する情報
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/10.html

えごま油

Exif_JPEG_PICTURE
えごまの種子から採られた油脂で、亜麻仁油と同様「αリノレン酸」が豊富であることが特徴です。亜麻仁油と油脂の特徴が非常に似ているため、健康として期待できる効果も亜麻仁油と同様で、酸化もしやすいので生のまま使用することをおすすめします。

オリーブ油

オリーブオイル
昔から広く知られているオリーブ油ですが、「オレイン酸」が豊富に含まれていることで健康との関係も注目されています。オレイン酸には血中のLDLコレステロールを低下させ、動脈硬化の予防に有効性が示されています*2。また、高血圧にも有効であることも研究結果で示唆されています*3。

【使い方】
通常のオイルとして炒め物やドレッシングに使用、スムージーに混ぜるなど

*2 Martínez-González MA et al., Br J Nutr. 2014 Jul 28;112(2):248-59.” Olive oil consumption and risk of CHD and/or stroke: a meta-analysis of case-control, cohort and intervention studies.”
*3 Keys A et al. Am J Epidemiol. 1986 Dec;124(6):903-15.” The diet and 15-year death rate in the seven countries study.”

今回ご紹介したオイルの他にも様々なオイルが存在し、注目されつつあります。勿論摂りすぎには注意ですが、いつも使っているオイルをより健康によいものにして食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール

IMG_5693
朴沢広子(ほうざわひろこ)
栄養士、慶應義塾大学院健康マネジメント研究科スポーツマネジメント専修博士課程在籍、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター研究員。同大学健康マネジメント研究科修士課程修了後、女子栄養大学にて栄養士を取得。現在、中小企業の勤労者の健康状態、健康行動について研究している。忙しい毎日の中で実践できる、より楽しく、健康的な食事の提案に努めている。