【健康コラム】サプリメントを飲めば食事は気にしなくてよい?

Last Updated on 2019/02/05 by マネーステップオフィス編集部

栄養補給のために気軽に飲めるサプリメント。サプリを飲めばさほど食事がおろそかになっても大丈夫と思う人もいるかもしれません。そこで、サプリメントとの上手な付き合い方について考えてみたいと思います。

サプリメントは必要?

本来、食事から必要な栄養は充分に摂れるとされています。バランスのよい食事をしていればサプリメントは摂る必要はありません。ただ、忙しい毎日の中でバランスのよい食事をするのは難しく、不足する栄養がある場合には、「補う」意味でサプリメントを摂るという考え方が基本です。

不足する栄養があっても、まずは自分の食事で改善できる点がないかを考えるのがおすすめ。例えばビタミンCが不足しがちであれば、果物を1日1回は必ず摂るようにする、レモン汁をドレッシングに活用するように心掛けてみましょう。

食事で栄養を摂るメリット

食事から栄養を摂ると、一つの食材から様々な栄養を摂ることもできます。野菜一つをとっても、例えばビタミンだけではなく、タンパク質、炭水化物、ミネラルなども含まれているのです。

また、栄養の観点の他にも「噛む」ことで口の中や嚥下の機能が保たれることは食事でのみ得られる大きなポイントでしょう。

サプリメントの安全性

サプリメントが一概に「悪い」ということはありません。ただし、サプリメントには安全性や有効性が十分に確認されていないものもあります。安全な商品かどうか、成分はどのようなものが含まれているか、きちんと確認することが大切です。

最近は子ども向けのサプリメントも多く出回っています。ただ、特に子どもに関してもサプリメントが必要である科学的根拠はなく、安全性も多くが明らかになっていません。成長期である子どもは大人と比べて臓器も発達段階のため、身体への負担は少なからずあると言えます。食事からの栄養で十分に必要量を満たすことができると考えると、身体への負担や安全面も含めて子どもにはできる限り食事から摂ることをおすすめします。

下記厚生労働省、消費者庁のウェブサイトでサプリメントを含めた健康食品の情報提供を行っています。

厚生労働省 「健康食品」の適切な利用について
消費者庁 健康や栄養に関する表示の制度について

執筆者プロフィール

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朴沢広子(ほうざわひろこ)
栄養士、慶應義塾大学院健康マネジメント研究科スポーツマネジメント専修博士課程在籍、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター研究員。同大学健康マネジメント研究科修士課程修了後、女子栄養大学にて栄養士を取得。現在、中小企業の勤労者の健康状態、健康行動について研究している。忙しい毎日の中で実践できる、より楽しく、健康的な食事の提案に努めている。