協会けんぽの保険料率が引き下げ 控除の軽減により手取り増が見込まれる

写真:PhotoAC

中小企業の従業員など、多くの人が加入している協会けんぽの保険料率が、令和8年度分から引き下げられます。

保険料率は全国平均10%から9.9%に引き下げられる 引き下げ幅は自治体ごとに異なる

協会けんぽの保険料率は、都道府県支部ごとの医療費や所得水準などをもとに設定されています。

令和7年度の全国平均保険料率は10%でしたが、令和8年度は0.1%引き下げ、9.9%となる予定です。

主要な支部ごとの保険料率は、以下のとおりです。

北海道:10.28%(前年比-0.03%)
東京:9.85%(前年比-0.06%)
大阪:10.13%(前年比-0.11%)
愛知:9.93%(前年比-0.1%)
福岡:10.11%(前年比-0.2%)
沖縄:9.44%(変更なし)

保険料率引き下げは中小企業・現役世代の負担軽減を目的としている

保険料率の全国平均は、これまで長らく10%で固定されていました。
しかし、昨今の物価や光熱費、人件費の上昇により、事業者・保険加入者ともに負担が増加傾向にあります。さらに、賃上げの影響で保険料収入が増え、協会けんぽの財源が安定していることから、中小企業と現役世代の負担軽減などを目的に、保険料率の引き下げが議論され、決定しました。

保険料率引き下げで働く人の手取り増に

保険料率の引き下げによって、会社員などで協会けんぽに加入する人の健康保険料の金額も減少します。毎月の給与から控除される保険料が減少するため、結果的に手取り増加につながります。

<出典URL>
協会けんぽ「令和8年度保険料率のお知らせ」

(文:年永亜美/WEBサイトTwitter

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マネーステップオフィス編集部