[マネーライティングのコツ]ライターの仕事はすぐできる?なぜ文章の書き方を学ぶ必要があるのか?

近年、ウェブメディアの急増とともに、ウェブメディアの記事を執筆するライターへの需要も拡大しています。クラウドソーシングの普及、働き方改革の推進によって副業を解禁する企業が増えていることもあいまって、ウェブ記事の執筆で収入を得たい人が少なくないようです。

しかし、多くのメディアではまだまだ「書き手が足りない!」と言われます。なぜなのでしょうか?

ライター不足の実態

たしかにこれまで、複数のウェブメディアが新たな書き手を募集し、記事執筆を依頼する現場を多数みてきましたが、1本目の原稿をそのまま、または多少の編集で使えた事例はあまりみかけません。

むしろ、手直しをするよりははじめから書き直した方が早い状況でした。編集者が初回の原稿に手直しを入れると、心が折れてしまうほど赤字だらけになる、修正を依頼しても公開できるほどの形に自力では改善できないような原稿が多かったのです。そして、その状況は2本目以降も変わらず、継続して仕事を依頼できる書き手がなかなか定着しないのです。

その状況は1社に限りません。私が知る限りでも10社近くでこうした話を聞きますし、多数のウェブメディアが常にライターを募集している現状をみると、記事・コンテンツの制作者たちは往々にして「書ける人がいない」と悩んでいるようです。

文章の書き方を学ぶ場所は少ない

なぜ、このような問題が起きるのか?

それはそもそも文章を書くこと、そしてメディアで読まれる文章を書くことについて、基本的かつ実践的なスキルを身に着ける機会がほとんどないからです。新聞記者や大手出版社のライターの方たちは、入社後にライティングの手法を基礎から習得しますが、執筆を本業にしていない人が書き方を学べる場はあまりありません。

メディアの中には丁寧なマニュアルを配布しているところもありますが、その多くはそのメディアの記事としての体裁の整え方や作法が中心です。また文章のスキルは実例を通して説明しないと理解しにくいことも多く、書き始める前にマニュアルを読んだだけでは上達は難しい面もあります。

ましてクラウドソーシングやウェブを通した仕事は書けることを前提として募集されていますし、応募する側も自分は書ける、すぐに収入がほしいと思って応募するでしょう。書き手としてデビューする前に体系的にじっくりとライティングの技術を習得する人はあまりいませんし、そもそも自分の執筆スキルがどれくらいなのかを客観的に把握できている人も少ないのです。

かくいう私も、書き方を体系的に学んだことはないままに執筆業務を始めました。それゆえ、当初はクライアントから原稿を差し戻されたり、ボツにされたりしたことがありました。なぜNGなのか理解できず、出しても出してもボツになり、いつまでも原稿料をもらえなかったこともあります。

そんなことを繰り返しながらも書き続けて約15年が経ち、今では100万PV級のメディアに掲載する原稿もほぼ一発OKで執筆できるようになりました。その結果、原稿料も上がりました。

文章を書ければライターになれるわけではない

ときどき、「自分は日本人だから日本語なんて書けるに決まっている」と思いこんでいる人がいます。いまはSNSやブログもあり、誰もが気軽に文章を書いて世界に発信できる時代ですから、文章を書くことに慣れている人が多いのも事実です。

しかし、情報発信を業としているメディアに載せる文章は、日本語の読み書きができるだけでは書けません。自分が発信したいこと、自分が書きたいことと、読み手が求めている情報、求めている文章は全く違うからです。

このマネーライティング講座では、読み手の求める情報、求める文章についても、解説していく予定です。

********************************************************
「マネーライティング講座」では、約15年にわたり累計1万本以上のマネー系記事を執筆してきた弊社代表の加藤が、マネー記事の書き方について解説します。目次はこちら

マネーステップオフィスでは、ライター・スタッフを募集しております。詳細はこちら
********************************************************