健康的なおそうざいの食べ方

忙しい毎日の中で、食事を自炊するのは大変なもの。たまには外で食べたり、おそうざいを買ってきたりしたいものですよね? 平成27年度国民健康・栄養調査によると※1、「持ち帰りの弁当・惣菜を週1回以上利用している者」の割合は、男性 41.1%、女性 39.4%と報告されています。また、家庭内で調理食品にかける支出割合も年々増えており※2、惣菜の需要が増えていると考えられます。

そこで、健康的におそうざいを取り入れる方法をご紹介します。

おそうざいは塩分が高め

一般的に、調理されているおそうざいは味が濃く、塩分が高いものが多い傾向があります。ひんぱんにお弁当やおそうざいを食べている方は、脂質や塩分の摂りすぎに注意した方がよさそうです。

また金額面でも、食材を買って自分で食事を作るよりも、おそうざいのほうが割高になることもあります。

おそうざいに食材をプラスして健康的に

とはいえ、自分で料理をしなくても、温めればすぐに食べられるおそうざいはとても便利。そこで、健康的におそうざいを食べるには、「食材を加える」のがポイントです。

たとえば、おそうざいで揚げ物を食べたいとき。キャベツも買って、揚げ物の下に千切りにしたキャベツをたっぷりと敷いて一緒に食べましょう。和え物やサラダには、大豆の水煮缶や、乾燥わかめを戻してプラスしてみましょう。ほんの少しアレンジすることで、栄養バランスが良くなります。

手作り、作り置きも合わせて活用して

平日は自炊をするのが難しいけれど、休みの日にはお料理をする時間を取れるという人は、作り置きの料理もおすすめです。何食分かをまとめて作り、小分けにして冷凍しておけば、温めるだけで食べられます。

あるいは、手作りのお料理とおそうざいをうまく組み合わせるのも良いでしょう。たとえば、お鍋やスープは自分で作り、主菜は買ってきたおそうざいにするなど、簡単にできるお料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。お鍋やスープは、1品で具だくさんにできるのもポイントです。

忙しい毎日の中では、3食すべてを手作りするのは至難の業ですよね。食事のすべてを自炊にはできなくても、食材をプラスしたり、一部は手作りを取り入れたりを心がけることで、健康的な食事に近づきます。

※1 厚生労働省 平成27年度国民健康・栄養調査
※2 総務省 家計調査(家計収支編)時系列データ

執筆者プロフィール

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朴沢広子(ほうざわひろこ)
栄養士、慶應義塾大学院健康マネジメント研究科スポーツマネジメント専修博士課程在籍、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター研究員。同大学健康マネジメント研究科修士課程修了後、女子栄養大学にて栄養士を取得。現在、中小企業の勤労者の健康状態、健康行動について研究している。忙しい毎日の中で実践できる、より楽しく、健康的な食事の提案に努めている。